ずっと前から電子書籍が気になっていたのですが、ついにKindle Paperwhiteを購入しました!
やっぱり読むなら紙のほうがいいんじゃないか?なんだかんだ電子書籍って不便なんじゃないか?などと思ってなかなか踏み出せなかった立場から、実際にKindleをつかってみてわかったメリット・デメリットを紹介したいと思います。
目次
Kindleを使うともっと本が好きになれる
購入してから読書が楽しいです。気持ちが読書に向くようになって、本を読む時間が待ち遠しくなりました。Kindleを使っているのが楽しいというのもあるかもしれないけれど、それを差し引いても買ってよかったと感じています。
本が大好きな人であれば、Kindle Paperwhiteは間違いなくおススメ!
購入時の注意
仮に買うのであれば、「Wi-Fi・キャンペーン情報なし」を選びましょう。
3G付きを選んでも、容量の大きな書籍のダウンロードには時間が掛かりますし、そもそも出先でダウンロードする機会はそこまでありません。
それから、キャンペーン情報の有無で2000円価格が変わってきますが、ロック解除時に毎回広告が表示され、いちいち手間がかかってしまうのは相当わずらわしいです。
Kindle Paperwhite(第7世代)の開封

Kindle Paperwhite(第7世代)が到着。早く開封したくてたまらないです。やっと会えたね。

ドキドキワクワクしながら早速開けてみるとKindleのフェイスがお出迎え。前面液晶下部にKindleのロゴが入っています。

箱の中には、Kindle Paperwhite本体・説明書・充電ケーブルが入っています。

Kindle Paperwhite表面、シンプルなデザインで好みです。

Kindle Paperwhite裏面にはamazonロゴが入っています。マットな質感がカッコいいけれど、僕の手垢が・・・

電源を入れると木の根元で本を読んでいる男性の影が表示されます。恐らくKindle Paperwhite(第7世代)を使っているのでしょう。
初期設定をしよう
一刻も早く本を読みたいけれど、初期設定をしないことには始まらないので、一つずつ進めていきます。

初めに言語を設定します。当然日本語を選択。

設定すると再びKindleを使っている男性の絵(恐らく)に戻ります。読み込み完了が待ち遠しいです。

読み込みが完了するとスタート画面が表示されます。

Wi-Fiの設定を行います。 Wi-Fiに接続をタッチ。

自分が接続するWi-Fiを選択します。

パスワードを入力して接続します。WPSが使えると便利です。Wi-Fi接続が苦手な人はわかる人にやってもらいましょう。

Wi-Fiの設定が完了すると、Amazonに自動で接続します。

Kindleの情報を登録します。既に持っているAmazonアカウントを使用するか新しく作るか選ぶことができます。

自分が使っているAmazonアカウントの情報を入力します。

登録が完了。自分の登録している名前が表示されます。

設定を続けるを選択すると、SNSアカウントの接続設定画面が表示されます。表示したい人はそれぞれのリンクをタッチ。必要ない人は後で接続をタッチします。

操作の説明。ある程度は直観的に操作できるけれど、大事なので覚えておきましょう。

ホーム画面が表示されます。やっと設定が終了だ。
使用してみる
よし、ようやく長い初期設定が完了しました。これで電子書籍を読み放題です。しかしながら、今のままではマイライブラリに説明書以外入っていないため本を読むことができません。そこで、活字本とマンガ本それぞれダウンロードしてみます。
活字本
まずは活字本を読んでみます。青空文庫にある作品はすべて無料でダウンロードすることができます。電子書籍の先駆けともいえます。非常にありがたいですね。とりあえずカフカの変身をダウンロードしてみましょう。

青空文庫には著作権の切れた名作が大量に揃っています。しばらくはこれだけでも楽しめそうですね。

あまりにも理不尽な物語、カフカの変身をダウンロード。著作権が切れているため0円で読むことができます。

ダウンロードするとマイライブラリ内に保存されます。

ダウンロードした書籍を開くと、本の詳細が表示されます。

これが電子書籍かという印象。電子書籍初心者の僕には感動ものでした。ちゃんと読むことができるし、表示が目に優しいので疲れずに読み続けることができそうです。
ちなみに、何人がハイライトしましたみたいな表示は消すことができます。

文字のフォントや大きさも変更可能です。自分の一番見やすいようにカスタマイズしましょう。
マンガ
マンガをどのように読むことができるのか試すべく、「ブラックジャックによろしく」をダウンロードしてみました。作者の佐藤先生が著作権を放棄したため、全巻無料で読むことができます。

ダウンロードしても料金はかからないので安心です。

ブラックジャックによろしくを読むことができます。
ありがとうございます佐藤先生。
見開きページの表示
なるほど便利なKindleですが、このままでは一つ問題があります。それは、1ページ表示のままだと見開きページを楽しめないということ。
見開きページは作者が気合を入れている部分。読者に強いインパクトを与えたい箇所にも関わらず、1ページ表示のままだとなんともマヌケな状態になってしまいます。物語の内容的にもアツい展開だったり重要な転機になるシーンが多いだけに見開きページが表示できないのは痛すぎます。
1ページ表示のまま見てみると、

右ページ

左ページ
うん、1ページ表示だと、なんのこっちゃわからないですね。作者としても読者としてもこんな読み方は望んでいないはずです。
けれど心配無用、見開き表示に変更することが可能です。1つずつ見ていきましょう。

トップメニューの「Aa」ボタンをタッチします。

一番下にある画面方向を縦から横に変更します。

これで2ページ表示になり、見開きページも問題なく見ることができます。
ブラウザ

ブラウザも使えるので、自分のブログを表示させてみます。白黒だけどしっかりと表示されていますね。なかなかKindleでブラウザを見ることはないと思いますが、スマホの充電がなくなった非常時には役立つかもしれません。
Kindleは軽い

先日読んだ新書「生きるのが面倒くさい人」の重さを測ってみたところ、201gでした。

Kindleの重さを測ってみたところ、204g。先ほど測った新書とほとんど変わらない重さですね。少なくとも手持ちで読んでいて疲れるような重さではなさそうです。
Kindleを購入した感想+α
Kindleを購入したことで、今後は本の場所を取らなくなるというのが一番うれしいところ。電子書籍に移行することで、家の本はこれ以上増えることはなくなりました。
僕は旅行の時に4,5冊本を持って行きます。ただでさえ荷物が多い旅行では、本は結構な負担だったのですがこれが無くなるというのは非常に大きなメリットです。
更に、プライム会員であれば、Kindleオーナー ライブラリーの中から毎月1冊無料で読むことができます。1冊1200円とすると、1年ちょとでKindle Paperwhiteの元が取れます。加えてセール期間中であればプライム会員限定で4000円の割引を受けることができるので非常におススメです。
また、スマホや携帯などの液晶と違って、光の照り返しもないため非常に見やすいし目に優しい印象です。加えて、Kindle Paperwhiteはバックライト付きのため、暗い所でも読むことができます。
画面については、タッチした感触に若干のザラツキがあって心地よいです。また、タッチパネルの感度も良いし言うこと無しです。
いい面ばかり書くのはなんだかフェアでない気がするので、悪い面も書いておくと、ページ送り時のチラつきと1クリック購入しかできないという点が若干気になっています。
ページ送り時のチラつきはしばらく使っていれば問題ないと思いますが、几帳面な人はいつまでたっても気になるかもしれません。ちなみにずぼらな僕の場合は全く気にならなくなりました。
それから、商品が全てワンクリック購入になっているので、うっかり購入してしまいそうで怖いですが、仮に購入してしまったとしても、キャンセルすることができるのでそこまで心配する必要はないようです。
おわりに
Kindle Paperwhiteをついに買ってしまった僕だけれど、これでますます読書が捗るようになりました。今のところは青空文庫にある名作だとか、無料公開されているものを読み漁っている段階だけれど、買ってよかったと心から思っています。
本記事が皆さんのKindleライフに役立てば幸いです。